« WROOM-02(ESP8266)とOLEDディスプレイ | トップページ | 災害時の電源を考える(2) »

2018.09.17

災害時の電源を考える

先日の台風21号や北海道の地震では広域かつ長期間による停電が起きた。
また、これまでも私は直接の被害は被ってはいないものの、東日本大震災や阪神大震災等、長期間の停電を伴う大規模災害は枚挙に暇がない。

そこでまじめに停電対策を講じることにした。

ウチは太陽光発電を導入しているため、自宅に直接の被害が無ければ、日中は停電時の自立運転モードでとりあえずは電力が使える。

Img_20180917_151534また、古い物だが、一応使えるAPCのUPS(Smart-UPS 1500)を持ってはいる。(7~8年ほど前、廃棄予定品をいただいた。)

しかし実はこれ、停止状態から外部電源無しでの起動、いわゆるコールドスタートができないモデルで、停電時に使おうと思うと、通常は平時でも常時電源に接続しておく必要がある。

もう少しいいモデルになると、コールドスタートができるモデルもあるのだが、こいつはあくまで、サーバ機等で常時運用状態の突然の停電時のバックアップ用途で、停電状態から起動して使う物ではないのだ。

また、待機状態でも意外に電力を食うのと、常にファンの音がしてうるさいため、平時には切っておきたいものである。

太陽光が動いているならそれを使って起動することはできるが、夜間だとアウトだ。

そこで、2つのアイテムを購入。

Img_20180917_151606まずは、車載用インバータ

これで車から電源を取ればとりあえずはUPSを起動できるか。

念のため、多少値が張るが正弦波タイプを選択。 
出力は定格300W ,瞬間最大600W。

Img_20180917_151601もう一つは車用ジャンプスターター

車のバッテリが上がった時にジャンプスタートを行うためのアイテム。
早い話が大型のモバイルバッテリだ。
容量は 16500mAh(12V)。
USB出力端子と12V出力(MAX10A)、ジャンプスタート用出力12V(MAX600A)で、フル充電であれば30回ジャンプスタートができるそうで、さらに非常用LEDライト付きの優れものだ。

スマホであれば恐らく10回以上はフル充電できそうな代物。

これと先のインバータを組み合わせれば少々の家電も動かすこともでそうだが、その場合の出力は通常の12V系を使うとしてインバータ変換効率等を考えて、12V * 10A * 0.85(効率(くらいか))で、最大出力は100W程度。容量的にも心許ない。

風呂に入るためのガス給湯器への電力供給くらいならこれでも動かせそうだが、やりたいのは、こいつらを使ってUPSを起動することだ。

で、試してみた。

Img_20180917_151703まずはジャンプスタータ側の通常の12V出力にインバータを繋ぎ、UPSの電源プラグを接続して起動!

...できず。

ジャンプスタータ側の電源が落ちます。
おそらく、UPS起動時に瞬間的に大きな電流が流れ定格の12V10Aを超えてしまい、セーフティが働くのでしょう。

Img_20180917_151903_2本命のジャンプスタータ側端子に接続し、矢印のユニットのBOOSTボタンを押下して準備完了。
このユニットにはおそらく大容量キャパシタでも入っているのでしょう。

再びUPSの電源プラグを接続して起動!

...できました!!!

起動したらインバータとジャンプスタータは外してよし。

これで、最大1000Wまでの多くの家電が使えるようになりました。
日中はもちろん太陽光で充電です。

容量についてはバッテリのへたり具合もあるので、おいおい試していきましょう。

大電力使用ではさすがにあまり長くは持たないと思いますが、これでかなり安心できそうです。

なお、このUPSはバッテリ駆動時の警告ブザーがうるさくて切れないので、ブザーは外しちゃいました。

冬でもこのUPSやジャンプスタータ+インバータがあれば、さすがにこれだけの電力だけで暖房までは無理だけど、ガスが健在ならガスファンヒーターが動かせますね。

|

« WROOM-02(ESP8266)とOLEDディスプレイ | トップページ | 災害時の電源を考える(2) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« WROOM-02(ESP8266)とOLEDディスプレイ | トップページ | 災害時の電源を考える(2) »