車載AndroidヘッドユニットTB706APLにカスタムROM導入
前回の続きで車載AndroidヘッドユニットTB706APLにカスタムをROM導入してみました。
こちらのGT-FOUR.netさんの導きのままに入れてみました。
導入したのはこちらでMalaysk氏(ロシアの方?)が公開してくれている物です。
実際に実施した2017/11/23時点で最新だった6.0を入れています。
今(12/2)見たら 6.2ってのが出てるみたいです。
ファームウェアのダウンロードは Yandex.Disk という、ロシアのオンラインストレージサービスを経由しないとできないようでしたので、適当にアカウントを作成してDLしました。
前述のGT-FOUR.netさんが導入された2.0までは Yandex.Disk のアカウント無しでDLできたみたいですが、その後のバージョンは3.5を除いて Yandex.Disk アカウント必須のようです。
3.5については、Yandex.Disk 無しでDLできるようなので試してみたところ、Google Serviceではなく MicroG というバックエンドサービスを使った特殊なバージョンのようで、Google Play等が使えませんでした...
MalayskさんとGT-FOUR.netさんに感謝。
ただ、そもそもの目的であった OBDLink LX を使うというのは達成できていません。
その後、さらに深堀りしてネット上を漁ってみましたが、解決したという人はいなさそうでした。
「Punpkin系HUののユーザさんがメーカに対策版ファームを出してもらった」的な書き込みはどこかで見た気がしますが、どこだかロストしました。
今回DLしたファームのimgファイルをバイナリで漁ってみたところでは、Bluetoothの決め打ちのペアリング設定と思われる記述 "OBDII","1234"があったので、どこかにありそうではありますが、まだそこまで深堀していません。
また、さらにそもそも OBDLink LX を買った目的であった、ウチのフィット3でクーラント水温が取れないという件については、OBDLink LX + 別のAndroid2.3端末で試してみてもやはりTorqueにプリセットされた engine coolantの設定では取れないようでしたので、これが動いたとしてもやはりダメな感じでした。
これについては、実は水温を TorqueのカスタムPIDとして、PID=0105 , 計算式=A-40 として定義してやると、最初に買った ELM327MINIでも取れるようになりました。(参考 WikipediaのOBD2 PID一覧)
特殊な定義ではないので、Torqueのプリセットされたengine coolantもこれを使っているのだと思っていたのですが、違うのでしょうか...
というわけで、今回のカスタムROM導入に関係なくとりあえず水温も取れるようになりましたが、これはこれで、ルート化されることでExposed Edgeが使えるようになる等、メリットも大きいので良しとします。
早速不満のあった画面サイズ調整やExposed Edgeによる起動時に自動実行したい手順などを仕込みました。
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