薄型テレビの新常識?
アナログ停波で薄型テレビ価格が一段と下がった昨今。
先日、父親が一人暮らしの実家に帰ったら分不相応なハイスペックテレビが居間に据えられていた(後述)こともあり、そろそろ買い時かと考え、待機電力等を調べてたらこんな記事を見つけた。
→ エアコンやテレビのスイッチをこまめに切のは節電にならない(女性セブン2010年10月28日号)
節約アドバイザー・和田由貴さん曰く、
「昔のテレビはコンセントをこまめに抜くことにより年間300円程度節電できましたが、いまのテレビは待機電力がほとんどかからないため年間10円しか変わりません。それより逆に、コンセントを抜くと、電子番組表のデータが消えてしまい、再取得をするまでに1回90円前後の電気代がかかってしまうんです。つまり毎日コンセントを抜いてしまうと1か月で約2700円も高くなってしまうんですよ」
とか。
!!!
1回番組表を取得するのに電気代90円!
マジか!?
1か月で90円の間違いかと思ったが、1か月で2700円と別に書いてある。
これは間違いあるまい。プロの言うことだし。
記事によるとこれが薄型テレビの新常識だということだそうだ。
薄型テレビ持ってないもんで知らなかった。
電力単価1kWh 20円として計算してみます。
90円→4.5kWh。
これは出力1kWのドライヤーを4時間半付けっぱなしにした電力量だ。
番組表を取得するのに1時間かかるとすると消費電力は4kWを超える!
1kWの電気ストーブ4台を同時稼働以上だ。
取得にかかる時間が30分なら9kW! 家のメインブレーカが落ちる。
6分だと45kW! これは三菱 i-MiEV グレードGのモータの最大出力47kWに匹敵する。
つまり番組表の取得に i-MiEVでアクセルべた踏みで6分間全力走行をするのと同じくらいの電力量が必要だとおっしゃっているのだ!
これだとブレーカが壊れてて遮断してなければ多分家が燃える。
薄型テレビ恐るべし。勉強になりました。
電源落とす度に番組表取得で火事になっても困るのでやっぱり買うのはもう少し後にます。
そもそも普通の家庭のコンセントは1.5kWくらいまでしか許容しないので、ウチでは使えませんね。
地デジ化した皆さんは家の電力系も50Aくらい流せるようにちゃんと強化した? 常識だよ。
(*)実家の地デジ化
録画機能があることを本人が知らなかった。
リモコンで方向を変えられる。(もちろん本人は知らない。)
地デジはマンションの共同アンテナで入るのに見もしないBS・CSアンテナがついてた...
3Dとか付いてたらどうしようかと思ったが、さすがにそれは無かった。
自分で買いに行ったそうなので自爆と言えば自爆なのだが、M電化の人も高齢者にはもう少し考えて売れよ。
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