原発から最も遠い島?
某ハイパーメディアクリエイター氏が自身のBlogで
『自著「サヴァイブ南国日本」にも、世界唯一の被爆国でありながら、地震大国の日本での原発の在り方は、いかに危険なものなのかを、明確に記した。』
と、素人でもできる論調を鬼の首を取ったかのように展開した上で、
『僕が選んだ場所は、国内であらゆる原発からもっとも遠い場所、西表島。』
との書き込みが話題となっている。
西表島は確かに日本の原発からは国内で最も遠いかもしれないが、中国の原発からは国内で最も近いと言っていい。直線距離で400kmくらいだろうか。(もちろん与那国島や尖閣諸島もありますが。)
さらにもっと近くの台湾にも原発は存在する。こちらは直線距離で200km程度。
福島ー東京間より近く、風向きは西風が多い。
『あらゆる原発からもっとも遠い』とあるので、多分知らないのだろう。
その程度の事も知らずに原発行政のなんたるかを論じて出版する等、わざわざ無知を自慢しているようでかなり恥ずかしい。
韓国では『中国から飛来した黄砂から放射線物質セシウム検出』とのニュースが流れている。
私も原発は嫌いで、今回の震災で福島の原発事故は非常に残念ではあるが、日本の原発と中国の原発、どちらかの近くに住まないといけないとするならば迷わず日本を選ぶ。
ちなみに、当の記事中にある『サヴァイブ南国日本』、非常に字が大きくて行間も広い「読みやすそう」な本でした。 昔、図書館にあったのをペラペラめくってそのまま棚に戻したのを覚えています。
確か、この先温暖化で日本もますます熱くなるので価値観やライフスタイルを変えましょうという感じの内容だったと思います。

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