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2010.07.07

冷蔵庫の買い替え時

以前、地デジ化のタイミングなんぞを考えてみたが、結論は「まだ」ということなり、まだテレビはブラウン管のままだ。

今回は冷蔵庫の買い替え時を考えてみる。

結論は「今だ。今しかない。 本格的に暑くなる前に買い換えるんだ!」

ということで今度の週末にでも買い換えるつもり。


以上!

ということだけでは寂しいので、その理由。

今使っている冷蔵庫は、三菱の1999年製のMR-Y40T (容量401L)。
特にトラブルも無く、外見上も特にくたびれた様子も無い。

時々製氷皿をひっくり返すしているのだろうと思う音がえらくうるさくなるくらい。

Robo20100707_1こいつのカタログ上の年間消費電力は 460kWhとなっており、電力単価を 24円/kWhとすると、\11,040となる。

この値を元に、例えば、同じく三菱の現行機である MR-E45R (容量 445L)と比較すると、

 MR-Y40T: 460kWh/年 → \11,040
 MR-E45R: 280kWh/年 → \6,720
 (kWhあたり24円として計算)

となり、MR-E45R を11万円で買ったとして、年間約4,300円ほどお得だとしても、元を取るのに25年かかる計算となり、はっきり言って難しそうに見える。

ただ、エコマニアの一般常識として、2006年にJISの「家庭用電気冷蔵庫及び電気冷凍庫の特性及び試験方法」が改正され、算定の前提条件が利用実態に即して大きく変更されたため、新規格と旧規格では、ショッキングとも言うべき大きな差が出ているのだ。

昔のモデルを改めて新規格の前提条件で算出し直したデータは無いが、ちょうど移行期にこんなことがあったようだ。
http://kaden.watch.impress.co.jp/cda/column/2006/11/21/122.html

当時の各社のカタログデータによると同一モデルで、旧から新の算定基準に従って計算しなおすと新規格で算定した(つまりはより利用実態に近い使い方)方が約4倍程大きくなるとのこと。

これを踏まえて改めて比較しなおすと、

 MR-Y40T: 1840kWh/年 → \44,160 !!! (旧規格での値を4倍)
 MR-E45R: 280kWh/年 → \6,720
 (kWhあたり24円として計算)

と、かなり危険な数字が目に飛び込んでくる。

つまり、3年だ! 3年で元が取れる。

加えて、太陽光発電を導入した今となっては、せっかく高値で売れる商材(発電の余剰電力)をこいつで食いつぶすことになりかねない。

しかし、この数字、あまりに現実離れしていないだろうか!?
そう考えていた時期が私にもありました。

しかし、それを裏付けるかのようなデータを最近目の当たりにしています。

Robo20100707_2ワットチェッカーです。冬頃買いました。

3月頃から冷蔵庫に付けて観察しています。

3月頃は、低い時で7W程、高い時で100W程が切り替えられて運転されていました。
時間としては7Wの時間帯の方が支配的で、たまに100Wといった感じで、「なんだ、冷蔵庫って意外に電気食ってないじゃん。買い替えなんてやっぱり壊れてからでいいよね。」って感じでした。

異変に気が付いたのは5月頃くらいでしょうか。高い方の出力が120W位になってきてました。
でもやはり時間帯としてはいくらか高い方が増えたようにも思えましたが、まだまだ7Wが支配的なようで、「まあ外気温が上がったらやっぱり上がるよな」くらいで、そんなに気にしてはいませんでした。

ところが、最近では写真のように高い方は160~170Wとなり、時間帯としても完全に逆転してきており、7W台を見ることが少なくなってきました。
気温の上昇もありますし、氷や冷たい飲み物などを使う機会が増えたためだと思われますが、今のところまだまだ室温としては30℃前後くらいでこれだと、さらに気温が上がるこれから先のことを思うと恐ろしくなってきます。

冷蔵庫は24時間稼動するのです...

ワットチェッカー上の最近62日間(5月初旬から今まで)の積算値による平均電力は
最初~10日間くらい:30~40W くらい
最初~30日間くらい:60~70W くらい
最初~現在100W くらい
となっており、最近の伸びが激しいことを物語っています。
(記録は取っていなかったのですが、たまに計算していた値です。)

というわけで、これから本格的な夏を迎える前に買い換えるのが吉と考えた次第です。

あと、各メーカ、低消費電力型のトップモデル群は秋にモデルチェンジです。
現行機は夏頃から品薄になり、価格が下がらなくなってくることが予想されますので、恐らく今が底値に近いものと思われます。
多分今買って7月8月の電力を削減できる金額程は劇的に下がらないでしょう。

この際、LCAなど知ったことではありませんが、ここまで電力換算で差が出るなら、LCA的にも吉でしょう。

では新モデル待ちは?
この10年間でおおよそ思いつく限りのテクノロジは投入され尽くしました。
大きいのは
・多段階のインバータ制御
・真空断熱材
でしょうか。

あと個人的に思い浮かぶ物としては、エアコンと同じくセパレート式にして、床に穴を開けてパイプを通し、床下にコンプレッサとコンデンサを置くくらいか。
劇的に効率よくなりそうで、技術的にも簡単そうですが、まあ、そこまでやるか!?って感じかな。
お、特許取っとくか。セパレート式冷蔵庫。

エコマニア向けの究極モデルとして、家電メーカの覚悟次第ってところですかね。


なので新モデルも来年モデルも多少性能改善されても、年間電力換算で待つほどの効果は無いと思います。
(待ってる間に払ってる電気代の方が大きい。)

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コメント

でも、やっぱり実測値ベースでも年間 1840kWhも行くとは思えないのだけどね...

ワットチェッカーの積算値で計算してみると、
積算時間:1500時間 (さっき見たらちょうど1500時間になった)
積算電力量:148kWh

1500時間は62.5日であるので、2ヶ月として、単純に電力量を6倍しても 888kWh にしかならない。
(まあ、これはこれで結構な量ではあるのだけど)

これは主に5月6月間の値であるため、夏、冬を含んではいないが、ここから倍以上になるとも思いにくい...でもそれを経験はしたくないような気もするのだ...

投稿: いずみかわ | 2010.07.07 23:08

気温が上がると冷蔵庫は・・・・
うちのは転勤先前任者からもらった怪しいメーカーの物ですが
物が怪しく,信頼していなかったので
デジタル気温計を冷蔵庫内に設置してモニターしています
冬場は0~5度ぐらいを行ったり来たり結構3度ぐらいで安定している
ここ最近6~8度ぐらいで安定・・・まれに1度とか
そして、側面が熱い熱い(汗
温度制御がいい加減ぽいのはわかってましたが
放熱の設計・・・冷却すればするほど筐体が加熱しているようです・・
放熱は気にしていたので設置は結構余裕持たせてるんですけども

やはりセパレート?水冷とかもありかもしれません
(側面に濡れゾーキン貼ったら急に冷えるかも)
なんか室内で熱交換した熱をエアコンで屋外に運ぶって
無駄って気はしますね・・・・・洗濯機の乾燥機能もそうか・・・

投稿: おんぼロードスタ | 2010.07.08 22:38

ロドスタさんこんにちは。

やっぱりセパレートでしょう。
セパレート化することで、コンプレッサーを無理やり小型化することもなくなり、冷熱源として最適な床下空間が使えます。

水冷にするなら、それで暖めた水はある程度のサイズの熱チャンバーとして保持しておいて、風呂の湯沸かし器前に配置してやれば少しは予熱を与えられそう。冬場は結構有効かな。


冷蔵庫のコンデンサ、こんなので冷やしてみれば?
http://www.mdi-japan.jp/lineup/chiller/chiller_2.html

投稿: いずみかわ | 2010.07.09 00:34

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