本日の結果。
発電量:2.7kWh
売電量:1.1kWh
雨だったのでさすがにダメダメ。
太陽光発電関連のブログ等では、発電量がどうだパネルの効率がどうだというのはどこでも書いているので、今日はこれまで見たことの無い考察をしてみる。
興味ある人いるかな?
こちらにも書いたが三洋のモニタにはいささか不満を持っている。
これで定価75,600円(税込)はちょっと高い。
なんとか生データを取れないもんだろうか。
モニタは対になっている送信ユニットから、蓄積されたデータではなく、リアルタイムに時点時点のデータをもらっていると思われる。
送信ユニットは発電データはパワコンからシリアル通信で,消費電力はリング状のセンサ(トロイダルコイル式だろうか)に元々設置されている配電盤のケーブルを通すことで電流を測っているようだ。(電圧も電源取得がてら別途取っている。)
売電量、買電量に関しては、モニタ側で受信した発電量と消費電力の差を取って計算しているのだろう。
消費電力センサはケーブル外部からのセンシングであるため、結構誤差もあると思われ、計量法に対応した物ではなく、それ故、実際の売電量は屋外に関西電力が設置した電力計をもって計算される。
まあ、モニタはあくまで目安。
たまにおかしな値が出るし。
モニタは無線でデータを受けているのだが、無線は2.4GHz帯で、使用されているモジュールがZB24FM-E2022-01であることは分...いや、夢で見た。
こいつの無線上のプロトコルは物理層はZigBeeと同じらしいがネットワーク層以上が独自とのことなので、無線データを直接傍受するのは難しいだろう。
このモジュールを買って同チャネルで受信すればいけそうな気もするが、データシートも公開されておらず、ネット上にも仕様情報がないので、確実にいくにはスタータキット 税込104,790円が必要。
ただ、モジュールのUARTシリアルI/Fは、TxD,RxDボーレート38.4kbps/データ長8ビット/パリティなし/1ストップビット/フローなし(変更可)とのことなので、HACKするならここか。
信号レベルも3Vだと思われるので、送信機側のモジュールのI/Fにでもマイコン繋いで信号引っ張り出せそうか。
もう1つの選択肢としては、このモニタは無線状況が思わしくない時のために有線接続も可能となっているのでその線を使う方法。
物理的なI/F形状は一般的なLANに使われているRJ45であり、ケーブルもストレートのLANケーブルを使用すると設置マニュアルにはある。
しかし中を流れるプロトコルは恐らくシリアルでRS232CかRS485といったところだろうか。
また、送信ユニット側ではディップスイッチを変更するとある。
モニタ側でも無線モードと有線モードはGUIでの変更が必要。
私が仮に設計するとしたら、マイコンからのCMOSレベルデータをスイッチによって、無線系のZB24FM-E2022-01に入れるか、RS485ドライバへの切り替えをして出力という感じになるかな。
そうであるなら有線系も38.4kbps/データ長8ビット/パリティなし/1ストップビット/フローなし って感じなのだろう。
RS232Cであるか、RS485であるかはオシロでも使ってみてみないと正確なところは分からないが、残念ながら持ちあわせていない。
しかし設置マニュアルではパワコン-送信ユニット間の通信モジュールの型番が"LPS-485-1-AL"とあることから、パワコン-送信ユニット間の通信はRS485なのではないだろうか。
(この手の型番は規格を表していることが多い)
そっちがRS485なら、同じシステム内での有線通信が別の規格であることは考えにくいので、送信ユニット-モニタ間の有線も RS485 なのではないかと推測できる。
まあ、用途等を考えてもRS485が妥当なところだろう。
ならばこっちもピンアサインが分かればHACKできるかもしれない。
中を流れているデータはまあ、暗号化なんてされてない(する必要がない)だろうから、フォーマットが分かればなんとかなるかな。
と、こんなところまで書いてみたら、誰かやってみてくれんだろうか? 超他力本願...
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