« 2009年11月 | トップページ | 2010年3月 »

2010年2月の4件の記事

2010.02.28

地デジ化のタイミング

ウチのテレビは東芝の25S99というモデルで、約10年前に買った25型4対3非フラットブラウン管タイプで、当然アナログだ。

こいつを買ったのはその前のテレビが壊れたからで、それも10年以上使ったもの。

ただ今度はアナログ停波があるので壊れるまで使うというわけにもいかないので買い替え時を考えてみる。

昔から、「欲しい時が買い時」とは言うが、これは欲しくて買うのではなく仕方ないから買う物であり、買ったら毎日見続けなければいかない物なので安易には選べないのだ。

①エコ観点から

 
今のテレビから乗り換えるとすれば、32V型相当くらいが妥当(縦サイズが同じくらい)かと思う。

液晶テレビ=低消費電力というイメージがあるが、このクラスのカタログ上の消費電力は100W以上で、特に画質にこだわったモデルは140Wくらいが相場。
 
だが、ウチの東芝25S99の場合、カタログ上は消費電力(W)は105Wで、年間消費電力量(kWh)/年は144kWhであり、現在の一般的な液晶32V型と同様の値であり、特に乗り換え動機とはならない。
(待機電力が最近の物より大きいため、年間値としては多少悪いが。)

液晶は特段「エコ」でもなく、ブラウン管はイメージ程電気食ってるわけではないのだ。

これは単に買換え需要を掘り起こすためのメーカのイメージ戦略であり、買い替え時には大型化するケースが多いので実際にはあまりエコってもんでもない。
(ソニーのカタログでは25型からの買い替えは40V型以上を「おすすめ」している。)


省エネにこだわったモデルは32V型で60Wくらいのものもあるのだが、液晶倍速駆動とかが実装されていないので、動きのある動画(動画なんだから動きがあって当然)に弱い。
店頭でのデモ機を見ていてもはっきり言って惨い。

25V型クラスとなると、4:3の物よりも実際の面積は狭くなるので、消費電力が小さくなるのは当たり前だが、このクラスはコスト優先で画質なんてどうでもいいようなモデルしか存在しないので、選択肢にもならない。

プラズマはエコ観点だとブラウン管からの乗り換え動機にならない。

★エコ観点からの買い時としては、LEDバックライトが普及価格帯のものに多く採用された頃だろうか。
 まあ、今年の年末モデルには期待できるかな。

②画質観点から

 
画質マニアではないので一般的な感覚で。

地デジというより最終アウトプットとして、液晶テレビそのもので見た画質は、はっきり言って「良い」とは思えない。

ブロックノイズについては伝送路の問題があるのでここでは無視するとして、モスキートノイズは正直見ていて気持ち悪い。
特に、デコードされた画像を素直にデジタル表示してしまう液晶だからこそ目立ってしまっている感じ。

ノイズという訳ではないが、字幕やテロップもジャギーが目立ってしまうのはイマイチな感じがする。

さらに動きに弱いのは液晶の特性によるもので、安い物はお笑い芸人の表情の変化ですら、「モワっ」とした残像による気持ち悪さがある。

最近では「改善」されたとはいうものの、比較的高額なモデルの倍速駆動やその他もろもろの高画質機能による補正の賜物であり、主には高額で利益率の高い大画面モデルが主で、私がターゲットとしている32V型ではコスト競争が激しいせいか、かなり中途半端な位置づけのようだ。

プラズマは動き面は結構いいなと思えるのだが、残念ながらターゲットとしている32V型はほぼ絶滅種となってしまった。


HDDビデオは既に地デジ対応のものを1機買っているのだが、これの地デジチューナーを通してブラウン管テレビで見る方が、感覚的には明らかに高画質に見える。

テレビがブラウン管である故、良くも悪くも多少ボケた結果として、自然にアンチエイリアスがかかり、モスキートノイズもジャギーもほとんど感じないわけだ。 また当然、動きによる残像もない。


画質観点からは倍速駆動は必須,モスキートノイズやジャギーはアンチエイリアス等の画像補正技術が向上しないとどうにもならない感じ。
あと、希望としてはLEDバックライトによるローカルディミングが32V型あたりにちゃんと搭載されればいい感じかもしれない。
ここまで達成できれば以後10年は大した向上は無いだろう。

この希望を32V型で普及価格帯で満たすのはアナログ停波までに間に合うかどうか微妙な気がする。


場合によっては外付け地デジチューナーでブラウン管でという選択肢も十分アリだとも思える。


③経済的観点から

 
とはいえアナログ停波までには買い換えようかとは思っているので経済的観点からそれはいつ頃だろうかと考えてみる。

家電エコポイントは2010年12月まで延長されたが、テレビに関しては4月から対象基準が変わるため、現在エコポイント対象となっているモデルの半分くらいは4月以降は対象外となる見込みらしい。

そういうモデルは4月以降売れなくなってしまう公算が大きいため、家電量販店では3月には在庫処分でかなり値引いてくるはず。 3月決算の店も多いので、買うならここが狙いだろうか。


以上、①~③を踏まえて総合的に考えると、今年3月までに多少妥協してでも①②を満足できるような安売り品は残念ながら無いと思われるので、3月に勝負をかけるのはやめた。

希望的観測をもって、エコポイントギリギリで間に合うような年末商戦用新モデルに期待といった感じだろうか。
年末までにホントに出るのかね。そんなの。


地デジ普及率の目標は2010年末に世帯普及率96%だそうだが、恐らくこれが想定より相当に低いだろうから、来年1月から高レートの地デジ乗り換えキャンペーンポイントみたいなのが発動されるに違いないと思っている。


結局のところ、地デジテレビの買い時は磯野家の居間の家具調テレビが最新鋭のREGZA(もしかしたらCELL REGZAか。磯野家には似つかわしくないが...)に変わったときこそ真の買い時フラグなのだろう。

停波を前にキャンペーンの切り札として、そういうエピソードがあるに違いない。サブタイトル「地デジがやってきた」とかで。多分草彅君もゲスト出演する。

野比家も当然地デジ化する。もちろん骨川氏の自慢から始まる。
野原家も地デジ化する。ある日突然アクション仮面が見られなくなるとかで。
さくら家は...どうかな。

| | コメント (5)

2010.02.26

天ハ人ノ上ニ...

Robo20100225_1昼休みに散歩してたら、「福沢諭吉誕生地」との石碑を見つけた。

場所は朝日放送(ABC)の新社屋の前。

前に通った時には気付かなかったが...


Robo20100225_2隣には「学問のすすめ」冒頭であまりにも有名な一節。

ここだけ取るとはあたかも「人間皆平等。だから差別は良くない。」といったニュアンスで捉えられがちであるが、実際はちと違う。


青空文庫の「学問のすすめ」の初編の冒頭から引用してみると、
------------------------------------------------------------
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と言えり。されば天より人を生ずるには、万人は万人みな同じ位にして、生まれながら貴賤(きせん)上下の差別なく、万物の霊たる身と心との働きをもって天地の間にあるよろずの物を資(と)り、もって衣食住の用を達し、自由自在、互いに人の妨げをなさずしておのおの安楽にこの世を渡らしめ給うの趣意なり。されども今、広くこの人間世界を見渡すに、かしこき人あり、おろかなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、その有様雲と泥(どろ)との相違あるに似たるはなんぞや。その次第はなはだ明らかなり。『実語教(じつごきょう)』に、「人学ばざれば智なし、智なき者は愚人なり」とあり。されば賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるとによりてできるものなり。また世の中にむずかしき仕事もあり、やすき仕事もあり。そのむずかしき仕事をする者を身分重き人と名づけ、やすき仕事をする者を身分軽き人という。すべて心を用い、心配する仕事はむずかしくして、手足を用うる力役(りきえき)はやすし。ゆえに医者、学者、政府の役人、または大なる商売をする町人、あまたの奉公人を召し使う大百姓などは、身分重くして貴き者と言うべし。
 身分重くして貴ければおのずからその家も富んで、下々(しもじも)の者より見れば及ぶべからざるようなれども、その本(もと)を尋ぬればただその人に学問の力あるとなきとによりてその相違もできたるのみにて、天より定めたる約束にあらず。諺(ことわざ)にいわく、「天は富貴を人に与えずして、これをその人の働きに与うるものなり」と。されば前にも言えるとおり、人は生まれながらにして貴賤・貧富の別なし。ただ学問を勤めて物事をよく知る者は貴人となり富人となり、無学なる者は貧人となり下人(げにん)となるなり。
 :
------------------------------------------------------------

簡単に要約すると、
------------------------------------------------------------
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と言われている。
しかし、生まれたときはまあみんな同じようなもんだけど、実際には偉い人もいればバカな奴もいる。金持ちもいれば貧乏人もいる。
その差は何かと言えば学ぶか学ばないかであり、よく勉強する奴は偉くも金持ちにもなるが勉強しない奴はダメダメだ。
------------------------------------------------------------
って感じかな。
で、「学問のすすめ」と。

てなことを昔、ABCの深夜番組「ビーバップハイヒール」で言ってた。

| | コメント (0)

2010.02.14

太陽光発電入れます。

家に太陽光発電を導入することとしました。

やはり決め手は昨年11月より開始された売電価格48円/Kwhです。

12月から施工業者であるミツワさんとの打ち合わせの末、最大設置の方向で検討しました。
当初見積もりメーカは、シャープ、三洋電機、京セラ、ホンダソルテックの4社で。

蓄電ができない現在において、使用分だけ賄うということであれば大きな出力は必要はないかもしれないが、補助金を含めたとしても実はそれではなかなか元は取れません。

従来、買電単価と売電単価がほぼ同じであったので、需要分のみ賄うということであれば小出力でという選択肢もあったのですが、売電価格が買電価格の約2倍となるということであれば、その導入戦略は変わってきます。

システム全体の出力kWあたり単価は、パワーコンディショナーや工事費等は出力量に対して大きく変わらないため、同一メーカであればパネルを多く入れれば入れるほどその分下がります。

そのためできるだけ早く元を取ろうと取ろうと思うなら、発電モジュール(パネル)をできるだけ多く設置して出力単価を下げ、ガンガン発電して余剰電力を生み出し、できるだけたくさん売電するという戦略が有効となってきます。

つまりはパネルをできるだけたくさん屋根に載せろと。

で、肝心の出力ですが
 三洋電機 3.99Kw
 シャープ  3.2Kw
 京セラ   3.088Kw
 ホンダ   2.3Kw

シャープはコスト(kWあたり単価)は安いものの、屋根面積が限られるので意外に載りません。

ホンダは興味があったので見積もりしてもらったのですが、さすがにこれでは論外。ただし、容量の割にkW単価が安いので初期投資としてはかなり安く上がります。
あのCIGSのブラックフェイスのパネルはカッコいいので、"POWERED by HONDA"のステッカーを家に貼りたい人にはいいかも。

京セラは今一、見るところなし。
あまり載らないしkW単価も高い。

で、三洋。 スペックは断トツ。
また、スペック上の数値だけでなく、夏場のパネル高温時の出力低下が少ないということから、年間発電量は通常の多結晶モジュールの同出力のものより大きくなります。

これ以上の説明は長くなるので他に譲るとして、やはり「漢なら単結晶」とだけ言っておきましょう。

kW単価もシャープほどではないが意外なことに京セラよりも安い。
一時は補助金対象とならない(条件として\70万/kW以下というのがある。)ほど高かったはずですが、ミツワさんがなかなか頑張った数字を出してくれました。


というわけで、三洋で行くことに決定。

当初予定では三洋自身が行った屋根面レイアウトで3.99kW(HIP-210BKH5 210W * 19枚)が可能ということだったので、これで契約をする方向で話を進めていたのだが、念のため、屋根を実測して墨出ししてみることに。


しかしミツワさんの作業部隊の方曰く、工事規定ギリギリで載るには載るのだが、豪雨時にパネルに乗った雨水が雨どいを飛び越えて隣家にかかってトラブルになるかもしれないとのこと。

まあ、そういうことなら仕方ありません。
ミツワさんにとって、売上としては多いほうがいいにもかかわらず、そういうことを言ってくれたのであればそれを尊重しましょう。

結局パネルの枚数を減らして、HIP-210BKH5(210Wモジュール)を16枚とし、3.36kWということで決定しました。

価格に関してですが、設置後、施工業者さんの事例紹介に使用するということでの値引きと、当初私が4kWにこだわりを持っていたのでその方向で案内していたにも関わらず、結果として3.36kWになってしまったことに対しての詫びの気持ち(私はそれほど気にしていたわけではないのですが。)から、kW単価でシャープに迫るものとなり、容量ダウンもあいまって、初期投資額もかなり落とすことができました。

当初は他の施工業者さんにも相見積り取るつもりでしたが、最初に出てきた価格からかなり頑張ってくれたこと、また地元有数の企業ということでのフォローに対する信頼性もあり、今回はミツワさん一択で検討を進めました。

価格ですが、当初想定よりもかなり安いためミツワさんに迷惑がかかりそうなので自主規制でここでは書きません。
ただ、少なくともネット上でわかる範囲で、三洋の工事費込みのkW単価としてはこれより安いものは見たことがないとだけ言っておきましょう。

肝心の施工実施ですが、三洋のパネルなどが品薄で入荷が2~3か月待ちとのこと。
まあ、4月くらいでしょうかね。

電力代削減と売電による経済効果によるイニシャルコストの償還期間について。
売電価格48円/kWも当初10年間のみでその後は分かりません。11年目から元に戻ると仮定しても年間経済効果は弱まりますので償還期間はその分長くなります。

とりあえず、10年後以降も電気代や売電価格が元に戻ると仮定すると、ウチの場合は自前での可能な限り綿密なシミュレーションの結果、13~14年とみております。

よく補助金と新売電価格で、10年で元が取れるという話がありますが、東京のような、国・都・区のトリプル補助金がある場合なら可能かもしれませんが、兵庫県も川西市もそんなのないので、まず無理です。

ローンも駄目ですね。3%もの金利が付くなら元をとるのにあと5年は伸びます。


ただ、今後電気代は上がる傾向であると思われますので、そうなると償還期間は意外に早くなる可能性もあります(その分、払わずに済んだということから。)が、これは神のみぞ知るということで。

あと、システム寿命はパネルが20~30年。パワコンが10年~15年くらいと言われていますので、パネル寿命を迎える前にパワコンは1度交換するかな。これが20~30万円ほどで、それは2~3年で取り返せます。

元さえ取れればあとは儲けであるので、パネルが30年もったとするならかなりお得な投資であると言えます。

■■追記■■
エコアドバイザーのこうさんという方からのコメントで、三菱が効率がよいとのアドバイスをいただきましたので、各社のモジュールとパワコン、温度上昇による損失等を加味した効率を一覧表にまとめました。

ここでの効率はセル変換効率ではなく、実際のパネルの面積あたりの効率である、モジュール変換効率としています。(各製品のセル変換効率の公称値は出ていないケースが多いですし、そもそもそれほど意味のある数字ではないと思いますので。)

ご参考まで(クリックで拡大します。)
201002solarmodule_5

こうさんお勧めの三菱は公称モジュール効率をカタログやHPに載せていないのですが、これは簡単に計算できます。
(モジュール効率=(出力(W)/面積(m2))/1000(W) 。 簡単に言うと、単位面積に1000W分のエネルギーの光を投入した際に出力される電力のエネルギー比率。 概ね、効率の値の低いメーカはカタログやHPに載せていないように見えます。)

これを見る限りではやはり性能は三洋がダントツ。

三菱は確かにパワコン性能はいいのですが、その差よりもどちらかというとモジュールの効率差の方が大きいため、計算上の総合性能はシャープにも劣ります。
また、システム単価はシャープの方が安いため、三菱は残念ながら私としては見るべきものがなく、選択肢にそもそも入りませんでした。

というわけで私としては今回は
 ・性能で三洋
 ・コストでシャープ
 ・デザインで京セラ (あと、モジュールが細かいのでびっしり轢ける可能性がある。)
 ・個人的興味でホンダ (化合物CIGSって実際のところどうよって。)
 ・昭和シェルソーラーはミツワさんが取り扱ってなかった
 ・三菱はミツワさんでも扱っていたが魅力を感じなかったので選択肢とせず
ということで見積もりを取り、最終的に三洋に決めましたが、三菱にも私の知らないいい点があるかもしれないので、ご判断は各自にゆだねます。

そもそも私は三洋好きですので、見方が偏ってるかもしれませんので。


三洋のモジュール、三菱のパワコン、シャープのモニターで組み合わせられれば最強システムなんですがね...
あと、今春から国内出荷される予定の三洋の新型モジュールも見てみたかったのですが、まあ高いだろしな。現行品がすぐに安くなるとも思えんし。

| | コメント (5)

洗濯機タダでもらった

すっかりアップし忘れてたネタ。

こちらでも書いたとおり、三洋電機の洗濯機のリコールにより、新品の物と無償交換ということとなってましたが、12月の上旬あたりにそいつが届きました。

Robo20100214_1_2

機種は予定通り、AWD-AQ350。

三洋、太っ腹です。

これで洗濯機はあと10年戦える。と。

おむかいさん家も同じくリコールで交換対象だったそうなのですが、まだ届いていないとのこと。

| | コメント (0)

« 2009年11月 | トップページ | 2010年3月 »