スーパーカブロボ その7
締め切りは延長されたが、気力が続かない。
フルマラソン走りぬいてゴールテープを切って天を仰いで倒れこんでたところで「ゴールは10Km先ですよ。」とミニスカのお姉さんに言われたような感じと言えばニュアンスは分かってもらえるだろうか。
昨晩徹夜でパラメータを自己調整するような実装をしようとしたが、道具さえそろっていればやりたいことはごく簡単なのだけど、その道具、つまりデータベースがない。
集計だのソートだのテーブル結合だの統計処理だの、こういった面倒な機能は仕事でもプライベートでもデータベースにお任せなのだが、自前で実装するとなると、こういうのは疲労が溜まっているところではかなりキツイ。
いまさらながらデータベースのありがたみを知る。
手動でAccess&Excelでパラメータ評価と選定をやるなら簡単なのに...
なんでもいいからDB使わせてくれぇ!
っていうか、最終的にはリアルマネーで実運用させるのを目的としてるのに、DB使えないってのは問題があると思うぞ。
アイデアの叩き台であるにしても、データベースが使えれば簡単なことが、それが無いために実装が大変だから表に出てこなかった物は多いだろうし。
あと、夜間処理に各ロボに割り当てられる時間は8分間なのだけど、その間にどれだけの処理が出来るかが不明なのも気力をそぐ一因。
実データは銘柄数でサンプルデータの10倍だし、マシンスペックは分からんし。(参考用にサンプルを動かしたときの実行時間はありましたが、これ、何もしてないし...)
本戦環境での実行ログはメールで送られてくるらしいので、この辺は実験機を早くから投入して、確認すべきことだった...
各ロボは毎日3回起動されるが、これは毎回別のインスタンスを立てられるので、保持している変数類(配列なんかも)は持越しが出来ない。
データの保存機能はあるのだが、割り当て時間が切れると強制断のようなので、タイムアウトしちゃってデータを保存し損ねたら、それまでの蓄積データもパーになっちゃいそうだから、それを見越した実装をしないといけないと考えると、この状態でとても今日中には終わりそうにないかな。
それから、カブロボSDKでは過去時点のテクニカル指標をとることが出来ないと思っていたのでその辺の関数も自前で実装してたんだけど、あらかた出来たところで、これはちゃんとSDKに機能があることが分かってガックリ。
これはちゃんと見てなかった私が悪いんですが、気力ゲージはここで使い果たしました...
というわけで、やっぱりこれまでの4台のエントリで打ち止め。
自己調整機能は次回のコンテストまでおあずけ。
やっぱり、不慣れな分野で開発環境構築含め、1週間(ほとんどが平日夜間)の突貫作業では無理があったことを思い知った。
こうして考えると、締め切り延長がどうこうより、やっぱり8月くらいに軽く触っておくべきで自分自身の問題であることが分かる。
でも夏は夏でロボゴング、香川、ROBO-ONEで忙しかったからなぁ...
それとは逆に、3号機4号機は、皆、追い込みで精鋭を送ってきたはずのウェイティングリスト上でもかなり上位にあることから、突貫であっても、完璧ではないが結構なんとかなることも分かった。
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コメント
どうも、お疲れ様でした。
あとはカブロボの活躍を楽しみに待ちましょう。(^_^)
次回は、来年の春ですね、是非「自己最適化型カブロボ」を実現してください。
私もさらにパワーアップさせます。
では、また
投稿: SUMY | 2006.10.01 02:30
お疲れ様でした。
明日から楽しみですね。
次回、もうアナウンスありましたか。
自己最適化、是非やってみたいですね。
現在のパラメータ選定もいくつかの集計結果から、ほとんど機械的に決めているので、十分可能なはずです。
あとは道具だけ。
その環境で同様の処理を行って、今と同じように「オーバーフィッティング」してしまえばいいわけです。
では。
投稿: いずみかわ | 2006.10.01 19:50